こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
前回は日本での生活に悩んでいるなら、まずインドネシアに来てはどうかという記事を書きました。今回は私自身がインドネシアに来て救われたなと思ったことを書いていきたいと思います。
私は少しコミュ障が入っているようで、基本的に人と話すことが得意ではありません。インドネシアに来るまで、特に初対面の人と話すことが苦手でした。自分の発する一言一言が人を不快にさせてしまうのではないか、相手にとってどうでも良いことを話してしまうのではないか、と考えると話すことに対して臆病になってしまうんです。そんな私のコミュ障がインドネシアに来て改善されたと思っています。
私がインドネシアに来てインドネシア語を勉強しているとき、インドネシアには「basa-basi(バサ・バシ)」という概念、文化のようなものがあると学びました。意味を調べてみるとsmall talk (軽いおしゃべり、世間話)とのことですが、具体的には人と会ったときに「Sudah makan?(ご飯食べた?)」や「Mau ke mana?(どこ行くの?)」など日本で聞くと「は?」とか「なんであんたに言わなきゃいけないの?」と返されてしまうようなことを普通に聞くんです。でも、そんなバサ・バシをインドネシアでは日常生活で普通に目にしますし、聞かれた方も真面目に答えてくれるんです。でもって、そこから会話が始まっていくなんてことも有ります。なんか、いい雰囲気ですよね。
バサ・バシだけでなく、自分が「多分相手側にとってはどうでもいい話だろうな。」と思っていることを話しても、こっちの人は興味津々で聞いてくれてたりします。たまに適当だなと思う返しも有りましたが、それでもこちらとしては有り難かったりします。あと、自分が上手く説明できてない時も「それって○〇〇ということ?」と説明のサポートをしてくれたりします。有難すぎて泣けてきますよね!本当、こっちの人は優しいなと思います。そういうことも有って、私のコミュ障がこっちに来て少しずつ改善されていきました。
あと、自分って何か足りないと思っている方にも朗報です。私が言うのもなんですが、こっちの人も結構足りないというか、適当なところが有ったりするんです。道を尋ねると自信満々に逆方向を指したりするし、小さなセレモニーで歌う歌手が日本語の歌にチャレンジするけど適当な日本語で歌ったりするし、店のお兄さんに領収書を書いてもらおうとしたら「今って何年だっけ?(何月何日ではなく!)」と聞かるし。。。それでもケロッとして、胸を張って生活しているので、自分が悩んでいることがばかばかしく感じることも有ります。もう、「死ななきゃOKじゃん。」と思えてきます。
今思い返してみると、インドネシアに来なかったらこんな感じで日々生活できていなかったでしょう。いろいろと救われています。やはり色々と悩んで押しつぶされる前に思い切って生活環境を変えてみることは必要なのかもしれません。私が日々描いている記事は大したことないかもしれませんが、この記事が日本で悩んでいる方の参考の一つになることを祈りながらこの記事を終えたいと思います。Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!