こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
この前、こんなコンビニを見つけたんです。
Alfamartでもなく、Indomaretでもなく、Podjok Halal(ポジョック・ハラル)と書かれています。目撃した場所はこちら。
PodjokはPojokのことで、意味は「隅、コーナー」、Halalは宗教上(特にイスラム教上)許されたという意味です。つまり「ハラル・コーナー」といった感じの名前になりましょうか。ハラルというからにはイスラム教的に認められたものしか置かれていないコンビニなのでしょう。調べてみると、2017年に北ジャカルタのスンターに1号店を開いており、「早い、経済的、ハラル」をモットーに展開しているコンビニのようです。こんなもの見てしまったからには入らないわけにはいきません。
店に入る直前、一瞬だけ「果たして自分はイスラム教ではない、むしろ豚肉を好んで食べるむしろHaram(ハラム:宗教上許されていないもの)なのに入ってもいいものか?追い出されはしないか?」と思いましたが、思い切ってドアを開けて恐る恐る中へ入ってみました。
結果、入っても何も言われませんでした。というか、店員さんが裏にいたようでレジ付近ががら空きでした。そして中の様子がこちら。
結論から申し上げると、品揃えは他のコンビニとあまり変わりませんでした。よくよく考えてみると最近のインドネシアはハラル商品で溢れているので当然かもしれません。となるとポジョック・ハラルを利用する意義とは。。。?
いやいや、何かあるだろう!と探したものがこちら。レジ付近に置かれていた本、「Babah Alun Naik Haji(ババ・アルン・ナイク・ハジ)」。ババ・アルンは(先祖が中国人の)アルンさんという意味、ナイク・ハジは(聖地)巡礼をするという意味。なので「アルンさん、聖地巡礼をする」とでも訳しましょうか。やっとイスラムっぽい商品に出会いました。
その他、ポジョック・ハラルのオリジナルかはわかりませんが、Jajanan Pasar(市場のスナック)というものが売っていました。中断の右端に有るのは私が好きなLemper(レンペル)!手に取った瞬間、思っていたより軽いなと思いましたが、迷わず買いました。
ポジョック・ハラルから帰ってきて早速レンペルを実食しようと包みを開けたところ…
ちっさ!どおりで軽いはずです。でも、味は美味しかったです。コブミカンの葉(Daun Jeruk/ダウン・ジュルック)の味がほのかに香り、爽やかな味でした。もう少しボリュームが欲しかったですが。
以上がポジョック・ハラルでの体験でした。あまり他のコンビニと差はありませんでしたが、ポジョック・ハラルで買い物することによりハラルかノン・ハラルか気にすることなく買い物ができる点はいいですね。それでは、次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!