こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
先日、ワン・サトリオにあるハリオ・カフェを紹介した際に、ちらっと日本食レストラン「Zenbu(ゼンブ)」が出てきました。看板にZenbuと表示されていましたが、その下に日本語で「元祖モザル」の文字もありました。「元祖」とありますが、そもそも「モザル」が何なのかサッパリわかりません。あれ以来モザルの存在が気になり、遂に先日ゼンブへ行ってきました。ゼンブはモール内を中心によく見かけますが、今回は偶然立ち寄ったSenayan City(スナヤン・シティ)のお店に行ってきました。場所はこちらです。
こちらが外観です。この店では「元祖モザル」ではなく「HOUSE OF MOZARU」と表示されています。確かに、日本語よりは英語で表示した方が現地の方に伝わりますよね。それにしても、Zenbuの文字の下にある「東京近代的な食品」の文字…なんちゃって日本料理な気がしますが、一体どんな料理があるのか?興味が湧きます。

メニューを見るとすぐに「モザル」が何なのか明らかになりました。こちらのページ、モザルについて説明されていますが、ゼンブのオリジナルの料理で、ご飯にモッツアレラチーズをまぶして焼いたものにカツなどをトッピングした、所謂ベイクドライス的な料理を指すようです。なんだかおいしそうです!期待が膨らみます!

ページをめくっていると日本人シェフでタカダ・シンイチロウさんと言う方がいらっしゃるようです。店員さんに聞いたところ、Zenbuでは2名の日本人シェフが監督しているようです。それを聞いて俄然安心度が増しました!さらに期待度が上がります!
そして店員さんに何が一番の人気か?と聞いたところ、まさかの丼物が勧められました!思わず「いやいや、そうじゃないだろ!モザルだろ!」とつっこんでしまいました。看板にモザルと書いてあるからには、お勧めはモザルであれ!と思いながらモザルの載ったページを開き、改めて「モザルの中で」お勧めを聞くことにしました。すると、お勧めは「Hamburg(ハンバーグ)」が乗ったもののようです。「じゃあ、それで!」と他の料理をロクに見ずに素直に店員さんのお勧めに従ったものの、改めてメニューをよく見ると、いろいろな種類の乗った「Zenbu(ゼンブ)」というモザルもありました!「いや、絶対こっちを注文すべきだったな!」と思っても時すでに遅し…値段はハンバーグよりもゼンブが安め。インドネシアあるあるかもしれませんが、お勧めを聞いたら大体高い料理を勧められがちです。油断していました…ということで、今回はハンバーグ・モザルを楽しむことにしました。まぁ、インドネシアもあまり景気良くないですしね。これでインドネシアの経済に少しでも貢献できれば本望です…にしては金額が小さすぎるか。

そして出てきた料理がこちら。チーズの下はバターライス、焼き飯、スパゲッティ、シラタキ・ライスから選ぶことができますが、今回はバターライスをチョイス。ソースはカレー、ミートソース、明太子ソース、バターソース、ダイナマイトソースのうちからミートソースを選びました。正直、美味しかったですね!なんちゃって日本食だと思って今までゼンブで食事したことなかったのが悔やまれるくらいです。普通に選択肢に入るじゃん!と。実際、今ゼンブの記事を書いている間もゴーフードでモザルを頼みたいと思ってるくらいです。

モザルの他にも丼物やオムライス、モダン焼き、カレーなど美味しそうなメニューが沢山あります。これはしばらくゼンブで食事する機会が増えそうです!まずはゼンブ・モザルを食べなければ!

以上になります。興味を持った方は是非行ってみてください!次回もお楽しみに!Sampai jumpa!