こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
突然ですが、皆さん、松任谷由実さんの「スラバヤ通の妹へ」という曲をご存じでしょうか。そう、あの有名なユーミンさんがインドネシアを舞台とした曲を歌っているのです!インドネシアに住む身としては嬉しいことですよね!ところで、そもそも曲名にあるスラバヤ通(Jalan Surabaya/ジャラン・スラバヤ)はどこか?実はスラバヤにあるのではなく、ジャカルタにあるのです!場所はこちら。
スラバヤ通りの雰囲気はこんな感じです。主に骨董品を扱っている店が多いですが、他にも絵画、時計、彫刻、本、レコードを扱っている店が約500mに渡って並んでいて、見ているだけでも楽しめます。

狭い水路を挟んだ裏手にも店が並んでいます。一つ一つ見ていると時間が足りないくらいですね!店に飾っているお洒落なランプの値段を聞いてみたのですが、値段はRp70万くらい。結構な値段がしますね!交渉力が試されます。

このスラバヤ通りですが、1960~70年代にかけて骨董品の商人が店を構えたところから始まるようです。以前は屋台やテーブルが並んでいたようですが、1980年代に政府による改善が行われて今のように整然としたようです。

ユーミンさんが「スラバヤ通の妹へ」が収録されているアルバム「水の中のASIAへ」(1981年5月21日リリース)の録音を行ったのが同年の3月9日~19日なので、恐らくテーブルが並べられて雑然としていた通りを頭に思い浮かべて作曲したのでしょうね。。。もし、ユーミンさんが1970年後半から80年にジャカルタに来ていたのなら当時は20代前半から半ば。そして歌詞に出てくる15歳の妹みたいな女の子に出会ったのだろうか。。。いろいろと想像が掻き立てられます。。。まだ聞いたことのない方は、是非聞いてみてください!
今回紹介したスラバヤ通りはチキニ駅(Stasiun Cikini/スタシウン・チキニ)から徒歩で約1分の距離にあります。めちゃめちゃ近いです。先日、ジャカルタ・コタ駅に行った話を書きました(そのときの記事はこちら!)が、そこからチキニ駅までたったの6駅!コタ・トゥアを見た後に時間が余っているようでしたらチキニ駅へ行き、スラバヤ通りを散策するのもよろしいかもしれません。しかし、スラバヤ通りのお店は夕方5~6時(お店の方曰く気分で閉まるそう)には閉まってしまうので、注意が必要です!
スラバヤ通りだけのためにチキニ駅へ移動するのも…という方のために、次回はスラバヤ通り周辺のカフェを紹介したいと思います。次回もお楽しみに!Sampai jumpa!