こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
前回、ジャカルタ海洋博物館を紹介しました。今回はそこから南下してコタ・インタン橋、ファタヒラ広場、南ピントゥ・ブサール通りをまわってからジャカルタ・コタ駅まで行きたいと思います。こちら、前回のおさらいです。次の目的はJembatan Kota Intan(コタ・インタン橋)です。

海洋博物館を出た後にKrukut(クルクット)川を渡ってKakap(カカップ)通りに入るのですが、川を渡ってすぐに目にするのが大きく「VOC」と書かれた建物。グーグルマップでは「Gudang Tua VOC(オランダ東インド会社の古い倉庫)」と書かれていますが、海洋博物館の昔の周辺地図には「Galangan Kapal Belanda(オランダの造船所)」と書かれていました。建物の正面には「RESTO CAFE」と書かれていますが、ドアの近くには「弘華音楽学校」の文字が…少し前まではレストラン・カフェがあったが、今は中国人用の音楽学校になっているのか…?真相はわかりませんが、昔そこで大きな船が作られていたのだったら結構ロマンのある話ですね!

謎の建物を過ぎてから更に南下したところで次のお目当て、コタ・インタン橋を発見!この橋は1628年にオランダ東インド会社により建てられたインドネシア最古の橋です。1655年に洪水で木造の橋は崩壊しましたが、その後石で修復され今に至ります。残念ながら今は橋を渡ることができず、遠くから眺めるだけしかできません。橋の周辺は広々としていて、暑かったですが歩いていて気持ちよかったです。橋のかかる川(Kali Besar/カリ・ブサール)に沿って南下し、左に曲がるとファタヒラ広場に着きます。

暑くて喉が渇いたし、お腹も減っていたのでカフェ・バタビアで食事を!と考えていましたが、残念ながら大混雑。仕方ないので他に食べられるところを…と探したところカフェ・バタビアの裏にBatavia Kantine(バタビア・カンティーン)なるものを見つけました。外観はこんな感じ。

中はフードコートみたいになっていました。今回私が選んだのは「Alabi」というアラブ料理屋の「Rice Lamb Kebuli/Briyani(ライス・ラム・クブリ・ビルヤニ)」と「Beef Kebab(ビーフ・ケバブ)」。アラブ料理なら当たり外れないだろうという単純な理由からです。

そして出てきた料理がこちら。ビルヤニはお肉の色がやけに黒かったのでご飯だけいただきましたが、美味しかったです。ケバブも普通に美味しかったです。ビルヤニの肉は予想外でしたが、無事に昼ご飯を終わらせることができました。

因みに今回注文した料理2点にアイスティを加えてRp70,000。観光地なだけあって、すごく安いとはいきませんが、カフェ・バタビアよりは低い水準なので現地での選択肢としてはアリかもしれません。
腹が膨れたところで、更に南下していきたいと思います。次回もお楽しみに!Sampai jumpa!
<雑談>
個人的にコタトゥア・エリアは北ジャカルタだと勝手にイメージしていたのですが、今回紹介したコタ・インタン橋から既に西ジャカルタエリアに入るんですね。ガジャマダ・プラザの手前までが西ジャカルタのようですが、一体どんな経緯でこんなにいびつになったのか…?知っている方がいらっしゃったら教えていただけますと嬉しく思います🙏