インドネシア入門

サリナへ行ってきた:私の好きなお菓子 その2

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
今回はインドネシアの伝統的なお菓子を売っている「Sari Sari/サリ・サリ」で並んでいるお菓子を基にインドネシアでよく見るお菓子、私の好きなお菓子を紹介したいと思います。

早速ですが、私の一番好きなお菓子を紹介しちゃいます。それはズバリLemper(レンペル)です!

レンペルはココナッツミルクで調理されたもち米の中に牛肉や鶏肉をミンチにしたものが詰められ、バナナの葉で包まれている食べ物です。もち米をココナッツミルクで調理しただけでも美味しいのに、それをバナナの葉で包まれたら、たまらないですよね!人気が有るからか、サリ・サリではいくつか種類が有ります。

Lemper Ayam/レンペル・アヤム
鶏肉が入ったレンペルです。

Lemper Ayam/レンペル・アヤムLemper Ayam/レンペル・アヤム
中はこんな感じ中はこんな感じ

Lemper Ayam Spesial/レンペル・アヤム・スペシャル
鶏肉だけでなく、他のグザイも入ったレンペルです。中身は…食べてからのお楽しみです。

Lemper Ayam Spesial/レンペル・アヤム・スペシャルLemper Ayam Spesial/レンペル・アヤム・スペシャル


Lemper Bakar Ayam/レンペル・バカル・アヤム

同じく鶏肉が入ったレンペルなのですが、それを焼いた(Bakar)ものになります。香ばしいのでしょうね。。。

Lemper Bakar Ayam/レンペル・バカル・アヤムLemper Bakar Ayam/レンペル・バカル・アヤム

他のお菓子も見ていきましょう。
Onde Kacang Ijo Ketan Putih/オンデ・カチャン・イジョ・ケタン・プティ
オンデ・オンデ(Onde onde)というお菓子が有るのですが、これは小麦粉やもち米粉を揚げたりゆでたりしたものにゴマをまぶしたものになります。一言でいえばゴマ団子。ここにあるのは甘い緑豆(Kacang Hijau)が中に入っています。程よく甘い上にゴマのいい香りがして人気のあるお菓子の一つです。

Onde Kacang Ijo Ketan Putih/オンデ・カチャン・イジョ・ケタン・プティOnde Kacang Ijo Ketan Putih/オンデ・カチャン・イジョ・ケタン・プティ

Tahu Isi Bihun/タフ・イシ・ビーフン
タフ(Tahu)は豆腐、イシ(Isi)は中身という意味です。これは豆腐の中に具材を入れて揚げたものになりますが、ここでは米粉でできた麺、ビーフン(Bihun)が入っています。これも結構おいしいんですよ!揚げ物というと、よく小さい緑色の唐辛子が一緒についてくるのですが、これと一緒に食べると一層美味しくなります。最初は慣れなかったのですが、今となっては唐辛子がついていないとサビ抜きの寿司を食べているようで、物足りないと思います。

Bakwan Udang Mini/バクワン・ウダン・ミニ
バクワン(Bakwan)とは衣に小麦粉、コーンスターチ、サゴやタピオカを使った揚げ物のことです。和食でいうとかき揚げと言った方がわかりやすいかもしれません。ここではエビ(Udang)のバクワンを売っています。バクワンも美味しいんですよね。さっきから美味しいしか言っていないような気がしますが、ここで紹介しているお菓子は基本はずれが無いですね。どれもお勧めです。

左からTahu Isi Bihun/タフ・イシ・ビーフン、Bakwan Udang Mini/バクワン・ウダン・ミニ左からTahu Isi Bihun/タフ・イシ・ビーフン、Bakwan Udang Mini/バクワン・ウダン・ミニ

Combro/チョンブロ
チョンブロも人気なお菓子です。見た目は小さくて丸っこくてかわいい感じの揚げ物なのですが、甘く見てたら火傷します!なんと、中には唐辛子が入っています!日本だと罰ゲームとしか思えないようなお菓子なのですが、インドネシアではよく道端でも売られているくらい有名なお菓子です。余談ですが、「Combro」と似たような単語で「Jomblo(ジョンブロ)」と言うのがあります。ジョンブロとは「独身の人や恋人がいない人のこと」を指します。個人的にはチョンブロと混同しやすい単語だと思っていて、結構間違えてしまいます。例えば、意中の人に対して「私、独身なんだ。。」と言いたいところ、間違って「私、チョンブロなんだ。。」と言ってしまうと、こいつ人間じゃないのかと笑われてしまい、恥ずかしい思いをするので注意しておきましょう!

Combro/チョンブロCombro/チョンブロ

Misro/ミスロ
チョンブロと似たような見た目のお菓子がミスロです。しかし、中身は全く異なります。チョンブロは辛いのに対して、ミスロは甘いんです。ミスロはスンダ語で「中身が甘い」という意味で、すりおろしたキャッサバの中に黒砂糖を詰めて揚げたものになります。辛い物が嫌いな人にとっては天国と地獄くらい違うものなので、まず小さくて丸い揚げ物が出たらチョンブロかミスロか聞いて確かめるようにしましょう!

Misro/ミスロMisro/ミスロ

以上が私の好きなインドネシアのお菓子の紹介でした。興味があったら是非、サリ・サリで買ってみてください!次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!