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マナド料理レストラン:Sarang Oci

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!

今回はスラウェシ島にある都市、マナドの料理が食べられるレストランを紹介します。ところで、よくインドネシアで「日本のメナード化粧品のメナードってマナドから来ているからだよ。マナドには美人な人が多いらしい。」という話を聞きます。今回記事にするにあたって由来を調べてみました。が、どうやらメナード化粧品の創業者である故野々川大介氏の著書「長い坂道(1977年)」に「メナード」という社名はギリシャ神話に登場する美の女神「メイナド(maenad)」から命名されていると書かれているようです。マナドからじゃないのか!残念!と思いましたが、実際にマナドに美人が多いのかは確認できていないので、いつかマナドには行ってみたいものです。

さて、レストランに話を戻しますが、今回紹介するのは「Sarang Oci」というところです。「Sarang」はマナドの言葉で「巣」を指し、「Oci」は「ホソヒラアジ」という魚を指します。つまり、「Sarang Oci」は日本語にすると「ホソヒラアジの巣」ということになります。ジャカルタにいくつか店舗が有るのですが、今回行ったのはメラワイエリア、Blok M Plazaモールの近くにある店舗です。場所はこちら。

こちらが入り口です。看板に書かれた2匹の魚(ホソヒラアジでしょうか?)が目印です。

Sarang Ociの入り口Sarang Ociの入り口

入ってすぐにこんなオブジェが。。。魚感満載です。

入り口入ってすぐのオブジェ入り口入ってすぐのオブジェ

店内はこんな感じです。全体的に赤、白、薄緑色で他ではあまり見ない組み合わせですが、奇麗な店内ですね。

レストランの店内レストランの店内

天井からぶら下がっているランプも洒落ています。

お洒落なランプが有りますお洒落なランプが有ります

その他にもいろいろ高そうな置物が有ります。年代物でしょうか。。。?

レストラン内の置物レストラン内の置物
レストラン内の置物レストラン内の置物

大人数で食事できるスペースも有ります。

18人程は座れそうです。18人程は座れそうです。

中庭には鯉も。。。癒されますね。

中庭の鯉中庭の鯉

お次に料理ですが、最初に頼んだのはPerkeder Jagung(ペルケデール・ジャグン)です。トウモロコシのかき揚げですね。一緒についてくるサンバル(写真左)と一緒に食べると美味しいですよ。

右 :Perkeder Jagung左上:Sambal Rica Goreng
左下:Sambal Dabu Dabu右 :Perkeder Jagung
左上:Sambal Rica Goreng
左下:Sambal Dabu Dabu

こちらはTumis Bunga Pepaya(トゥミス・ブンガ・ペパヤ)です。パパイヤの花を傷めたものです。パパイヤって実の他に花も食べられるんですよ!パパイヤの花自体少し苦みが有るのですが、グリーントマトやエシャロットと炒められているので、そこまで苦くありません。濃い味付けのものの合間に食べたい一品です。

Tumis Bunga PepayaTumis Bunga Pepaya

お次はKuah Asam(クア・アサム)です。その名の通り酸っぱいスープで、レモン、レモングラス、トマト、香草と魚介類で調理されます。魚は鯛(Kakap)やハタ(Goropa)が使われます。さわやかな味がします。

Kuah AsamKuah Asam

こちらはGoropa Bakar(ゴロパ・バカル)で、ハタを焼いたものです。サンバルはお好みのを頼みますが、ここでは約5種類のサンバルを紹介します。それぞれメニューに書かれてあった説明を日本語にしています。

右:Goropa Bakar左:Spesial “SO”右:Goropa Bakar
左:Spesial “SO”

・Sambal Rica Goreng (サンバル・リチャ・ゴレン)
マナドのオーソドックスなソースで唐辛子、トマト、エシャロット、ライムの葉、レモングラス、カラマンシーで作られています。新鮮な風味が有り、辛すぎず、揚げ物料理に適しています。

・Sambal Rica Bakar (サンバル・リチャ・バカル)
「Sambal Rica Goreng」よりも唐辛子の量が多く、トマトの量が少ないため、よりスパイシーで焼き料理に適しています。

・Sambal Dabu Dabu (サンバル・ダブ・ダブ)
新鮮なグリーントマトとエシャロットで作られたソースであり、唐辛子、レモン汁で味付けされたソースになります。風味豊かでさわやかなソースです。

・Sambal Spesial “SO” (サンバル・スペシャル・エスオー)
Sarang Oci特製のスパイスブレンドを使用し、焼き料理の味わいを豊かにします。辛すぎず、独特の爽やかな風味が特徴です。

・Sambal Terasi (サンバル・テラシ)
Pisang Goreng(揚げバナナ)に添えるように作られたテラシ(小エビを発酵させて作るインドネシアの調味料)を加えたソース

個人的にはSambal Spesial “SO”が一番のお気に入りです。説明の通り辛すぎず、深い味わいがしてSarang Ociで食べるときには何にでもこのソースをかけて食べています。ただ、説明を見てわかる通りSambal Spesial “SO”だけ具体的に何が入っているかわからないんですよね。店員さんに”SO”ソースって何が入っているか聞いたのですが、「わからない。」とのことです。気になる。。。因みに先程のGoropa Bakarの左に有るソースがSambal Spesial “SO”です。気になった方がいれば頼んでみてください。

こちらはUdang Bakar、エビを焼いたものです。身がプリプリしていて美味しかったです。

Udang BakarUdang Bakar

以上がSarang Ociで頼んだ料理でした。ソースの濃厚な味が有ったり、野菜の爽やかな味が有ったりと楽しめる料理となっています。是非、試してみてください。

Sarang Ociで頼んだものSarang Ociで頼んだもの

次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!