こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
今回は2024年レバランの思い出編最終章ということで、レバラン中に読んで面白かった本を紹介したいと思います。
日本に戻ると何故かふらふらっと用もなく本屋に立ち寄ってしまいます。今の世の中、電子書籍で購入できるのに不思議ですよね。私は本は紙媒体で読みたい派なのですが、そうするとかさばってしまうので渋々電子書籍を買っています。日本からジャカルタに戻る時は自分用に買ったもの、お土産用で買ったものでいっぱいになるので、荷物の容量を使わないよう注意しています。まぁ、あと1つのタブレットに何冊か本が入っていればいつでも好きな本が読めますしね…と自分に言い聞かせています。
さて、今回私が面白いと思った本は、宮島未奈さんの書いた「成瀬は天下を取りにいく」です!
こちらの本は2024年本屋大賞を受賞した作品で、恐らく読まれた方も多いのではないでしょうか。滋賀県大津市を舞台にした成瀬あかりにまつわる話を複数の人の視点、時間で描いた話です。主人公の成瀬あかりは考え方が独特で、「二百歳まで生きる」だとか「M-1に出場する」だとか言っていつも周りの人を驚かす行動をするんです。
私はアドベンチャーものや壮大なストーリーよりは少し笑えるような素朴な日常が書かれた本が好きで、この本は結構自分のストライクゾーンに入る1冊でした。
まず、かつて滋賀県大津市にあった西武大津店閉店の話から始まります。私自身、偶然ながら滋賀県在住時に西武大津店へ何回か行ったことが有り、結構身近な話題でした。しかし、西武大津店を利用していなかったとしても近くにある大好きなデパートが閉店することを経験した人であれば共感できる内容ではと思いました。
その他、自分の好きな話は成瀬あかりと島崎みゆきがM-1に出場するところです。披露するネタ自体も結構面白かったのですが、初めて披露したときのハプニング(?)が結構ウケました。この話をジャカルタに戻る飛行機の中で読んでいたのですが、隣に知らない人が座っているにも関わらず、我慢できなくなり吹き出してしまうほどでした。オススメです!
嬉しいことに、「成瀬は信じた道をいく」という続編が今年発売されているので近いうちに読みたいと思います!
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次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!