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ジャカルタの歴史的な大聖堂、カテドラル

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
今回はおすすめスポット編ということでジャカルタの大聖堂、カテドラル(Cathedral)を紹介したいと思います。

まず位置ですが、カテドラルの場所は中央ジャカルタになります。

こちらがカテドラルになります。結構歴史を感じる外観ですね。二つの高い尖塔が印象的です。この教会は1901年に建てられ、ネオ・ゴシックという様式を用いた建物になります。実はこの教会、1829年に建設されていたのですが、1890年の地震により倒壊してしまったのです。なので今見える教会は二代目ということになります。

カテドラル外観カテドラル外観

残念ながらカテドラルを訪ねた際は結婚式が行われており、しばらく中に入ることができなかったので、まずはこの教会の隣にあるカテドラル博物館でインドネシアにおけるカトリック教の歴史を勉強することにしました。

こちらがカテドラル博物館の入り口になります。私が訪れた時は4~5人の方がいました。

カテドラル博物館の外観カテドラル博物館の外観

 

カテドラル博物館の入り口カテドラル博物館の入り口

そしてこちらが博物館の内部。

カテドラル博物館の展示物 その1カテドラル博物館の展示物 その1

 

カテドラル博物館の展示物 その2カテドラル博物館の展示物 その2

年代物のスーツケースや車いすが飾られていますが、これらは宣教師がインドネシアに来た時に使用されていたものになります。

カテドラル博物館の展示物 その3カテドラル博物館の展示物 その3

バタビア(ジャカルタのオランダ植民地時代の名称)時代からの歴代使徒総督の写真も展示されています。その他にも興味深いものが置いてあるのでカトリックの歴史を知りたい人は是非行ってみてください。

博物館を出た後は教会の裏庭を除いてみました。裏庭には聖母マリア像とお祈りするスペースがあり、穏やかな雰囲気でした。

カテドラルの裏庭カテドラルの裏庭

裏庭から戻ると、丁度結婚式がひと段落したようで中に入ることができました。運が良かったです。

そしてこちらがカテドラルの内部になります。とてもゴージャスな造りで、まるでインドネシアではなくヨーロッパにいるような雰囲気でした。残念ながらヨーロッパには行ったことが有りませんが。。。

カテドラルの内部カテドラルの内部

 

壁に飾られているタイル壁に飾られているタイル

 

聖母マリアとイエスキリストの像の有る礼拝場所聖母マリアとイエスキリストの像の有る礼拝場所

 

教会内にあるパイプオルガン教会内にあるパイプオルガン

天井には木材が複雑に組まれ、壁にはタイルで作られた絵が張られていました。また、窓から差し込む光がカテドラルを一層美しくしていました。そういえば、このカテドラルで結婚式を挙げて映像に残しているインドネシアのアーティストがいました。こんなに雰囲気の良いところで結婚式を挙げられるなんて幸せですね。

この素晴らしい教会が長年ジャカルタに住むカトリック教徒を支え、これからも見守っていくのでしょうね。。。イスラム教の多い都市でカトリック教について考えさせられるとても良い経験でした。

最後に、この記事を書いていて初めて知ったのですが、皆さん「大聖堂」と「教会」の違いってわかりますか?調べたところ、大聖堂は教会の一種で「司教」さんが仕切っている教会を指すようです。じゃあ、それ以外の教会で仕切っている人って誰?ってなりますよね(失礼)。その方は「司祭」さんと言われるようで「司教」さんの一つ下の階位にあたるようです。司教さん(カテドラ/Cathedra)がいる教会が大聖堂(カテドラル/Cathedral)か。。。勉強になりました。

それでは、次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!