インドネシア入門

Indonesia Rayaを完璧に歌いたい!

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
今週末はインドネシアの独立記念日ですね!私はブログでの名前こそインドネシア人っぽくサントソなのですが、完全な日本人なので独立を祝うのはおかしいと思われてしまうかもしれません。しかし、モール等でインドネシアの愛国歌や赤と白(所謂「メラ・プティ」)の飾りを見るとそわそわしてしまいます。

自慢ではないですが、私、インドネシア国家の「Indonesia Raya/インドネシア・ラヤ(偉大なるインドネシア)」の1番の歌詞を見ずに歌えるんですよ。それでもってモールとかで「インドネシア・ラヤ」が流れると得意げに小さく口ずさんだりするのですが、この前「インドネシア・ラヤ」の2番が流れてきたんですね。「うわぁ、知らねぇ。」と思うと同時に1番しか知らない自分を恥ずかしく思ってしまいました。なので、早速「インドネシア・ラヤ」全体の歌詞も含めていろいろと調べてみました!

「インドネシア・ラヤ」はワゲ・ルドルフ・スプラットマン(Wage Rudolf Supratman)氏によって作られ、1949年に国歌として制定されました。スプラットマン氏の写真を見て、どこかで見たことあるなぁと思ったのですが、実は旧50,000札に国家英雄として描かれていました。そして彼の作った「インドネシア・ラヤ」は3番まで歌詞が有るのですが、独立記念日や式典のときに1番だけ流れますよね。それもそのはず、実は1958年の官報第44号で1番のみが国歌としての機能を果たすとの見解が出されたのです。なので1番だけ知っていればとりあえずはOKなようです。

とはいっても折角だから3番まで歌いたい!と思い、歌詞を入手しました。やはりインドネシア語なので知らない単語も出てきますし、2番、3番を覚えると逆に1番を忘れそうなくらい難しいです。どうにか簡単に覚えられないか?と考え、とりあえず1~3番で共通するフレーズと特徴的な部分を探してみました。

そして探した結果が以下の通り。

インドネシア・ラヤの歌詞1/2インドネシア・ラヤの歌詞1/2
インドネシア・ラヤの歌詞2/2インドネシア・ラヤの歌詞2/2

まず、青色、緑色、黄色、灰色の部分は1~3番を通して共通のフレーズを使っています。(すみません、フレーズという言葉が正しいかわからないのですが。)その他、2番に関しては”Indonesia Bahagia!”と言った後に「~nya、~nya」と「nya(ニャ)」で終わる単語が続きます。その為、2番のサビに入る手前を「ニャーニャーパート」としました。他にも見つけて感動したところが!実はこちらの歌、韻を踏んでいるのです!例えば1番であればピンク色の〇で囲っている通り「u」で終わっている単語が多いのです。同じように2番は「a」、3番は「i」といった感じで韻を踏んでいます。歌だったら当たり前かもしれませんが、今まで1番しか歌ったことが無かったので全く気づきませんでした。

因みに、インドネシア語が上手く読めないという方用に「フリガナ有りバージョン」も作ってみました。よろしければご覧ください。

インドネシア・ラヤ(フリガナ有り)の歌詞1/4インドネシア・ラヤ(フリガナ有り)の歌詞1/4
インドネシア・ラヤ(フリガナ有り)の歌詞2/4インドネシア・ラヤ(フリガナ有り)の歌詞2/4
インドネシア・ラヤ(フリガナ有り)の歌詞3/4インドネシア・ラヤ(フリガナ有り)の歌詞3/4
インドネシア・ラヤ(フリガナ有り)の歌詞4/4インドネシア・ラヤ(フリガナ有り)の歌詞4/4

これで頑張って独立記念日までにできる限り覚えたい!そしてどや顔で歌いたいと思います!。。。覚えられるかな?不安だ。。。そわそわ。。。そわそわ。。。