こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
最近インドネシア料理の食べ過ぎで何か違うものを口に入れたいなーと思い、いろいろと検索していましたが、グロドックに中国茶を飲める場所を見つけました。しかもそのティーハウスが歴史的な建物に入っているとのこと!これは行くしかない!ということでこの前行ってきました。今回紹介するのは「パンチョラン・ティー・ハウス(Pantjoran Tea House)」です。場所はこちら。
こちらが外観です。この建物は1928年に建てられ、インドネシアで2番目に古い薬局「Apotheek Chung Hwa(中国薬局)」が入っていたようです。なので、もう少しで200歳ですね!因みにインドネシア最古の薬局は「Tai San Ho」という所のようです。
中に入るとこんな感じ。上から赤い提灯が下がっていてきれいですね。1階では茶葉や急須など中国茶に関係する商品が売られている他、飲食のスペースもあります。今回は2階に通されました。
こちらが2階の様子。2階も雰囲気がいいですね。タイルがクラシックな感じで好きです。
メニューはこんな感じ。中国茶だけでなく、料理も提供しているようで、ここで昼ご飯を食べた後に中国茶を楽しむこともできます。飲茶もありました。お茶は花茶、緑茶、普洱(プーアール)茶、白茶、紅茶、烏龍茶があります。安いものはRp120,000から高いものはRp200,000までありました。お茶でこんなにするの?と思いましたが、基本的に2人分の料金で余った茶葉は持ち帰れますし、店員さんがお客さんの席でお茶を入れてくれるので、納得です。今回は白茶の寿眉(Shou Mei)を注文しました。昼時だったので飲茶も頼みました。
これが実際に席でお茶を入れているところです。ただ入れてくれるだけでなく、こうやって香りを楽しむんだよ、こうやって飲むんだよと教えてくれます。ジャカルタでインドネシアの人に中国茶の飲み方を教えてもらうなんて新鮮ですね。
こうやってお茶を出してくれました。別にからかわれているわけではありません。細いグラスに太いグラスがのっかっている状態ですが、これを逆さにして、細い方を取り出して細い方の匂いを嗅いで楽しむのです。そうした後に太い方のグラスに移ったお茶を飲むとのこと。よくわからないですが、何か高貴なすごいことをやっているみたいです。ボキャブラリーが乏しくて申し訳ないです。
こちらは飲茶。このお店はお茶を売りにしているから食べ物はあまり期待していませんでしたが、結構おいしかったです。ただ、小籠包は皮が簡単に破けてしまったので、ちょっと残念でした。ジャカルタで小籠包が美味しいところってどこですかね?今のところプラザ・スナヤンに入っているパラダイス・ダイナスティ(Paradice Dinasty)しか思い浮かびません。何かおすすめが有ったら教えてください。
ふと窓の外を見るとMRTのプロジェクト現場が。。。今、このプロジェクトによってコタのあたりはすごい渋滞なんですよね。でも、これが終わるとかなり快適になるんだと思います。MRTで簡単にコタエリアまで行けたらどんなに楽しいことか。。。開通が待ち遠しいです!プロジェクト現場の方々、雨の日もお疲れ様です!頑張ってください!
お会計は1階で。レジに行くと茶葉を入れていると思わしき棚が広がっていて迫力があります。見た瞬間「千と千尋の神隠し」の釜爺を思い出してしまいました。釜爺の食べていた天丼、おいしそうだったなぁ。。。
外に出るとすごい雨だったので周辺を散策。パンチョラン・ティー・ハウスを出て右に曲がったところを少し歩いてみました。するとそこら中薬屋さん。昔からこのエリアは薬屋が多いようで昔ながらの雰囲気のお店もいくつかありました。
その他、おしゃれなジュースやも発見!このエリア、もう少し調べてみる必要が有りそうです!
今回は時間が無かったので散策に時間を割けなかったのですが、また行ってみたいと思います。次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!