こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
前回はスカルノ・ハッタ国際空港への電車に乗るため、チケット購入について書きました。今回は実際に乗車したときのことを記事にしたいと思います!

空港鉄道のチケット売り場と同じフロアに改札があります。写真だと分かりにくいのですが、空港鉄道に乗る場合は左半分の自動ゲートにバーコードをかざして通過します。右半分の手動ゲートは通常の鉄道用の改札なので注意です。まぁ、間違えて通過しても中で繋がっていますし、そもそも空港鉄道用チケットのバーコードが読み込まれることはないので問題はないと思います。スカルノ・ハッタ空港駅行は1番線(Peron 1/ペロン・サトゥ)からの出発になります。

さぁ、ホームで待っていると間もなくして電車がオンタイムでホームに入ってきました。電車は30分間隔で便があるので、不便には感じません。白いベースに青色とオレンジ色のラインが入っていてかわいい感じの見た目です。

車内はこんな感じです。中は清潔感があって広々としています。始発はマンガライ駅になりますが、スディルマン・バル駅から乗っても席に座れるくらいガラガラです。ドゥリ駅で折り返して逆向きに走るので、進行方向に向かって後ろ向きに座ることにしました。スディルマン・バル駅からスカルノ・ハッタ空港駅までは39分。しばらくは車窓からの景色を楽しみたいと思います。

こちらが車窓からの景色の例ですが、最初の方はこんな感じで下町を走っていきます。経済発展を続け、段々と高層ビルが建っているジャカルタですが、少し裏に入るとこんな感じの生活があるのですね。それにしてもインドネシアのゴミ問題はどうにかならないものか…これを見てジャカルタに観光しに来た人たちはどう思うか政府は考えているのだろうか…いろいろと考えさせられます。下町を抜けた後はしばらくバナナの木の間を走ったり、草むらを走ったりしますが、空港に近づくにつれて倉庫など物流関係の建物が見えてきます。

出発してから39分後の午後12:16調度に到着!改札にて再度チケットのバーコードをかざします。その後まっすぐ進み、出口手前のエスカレータを上って空港のターミナル間を走る電車「スカイトレイン(Kalayang/カラヤン)」のホームへ向かいます。

ホームはこんな感じです。トラックAとBがありますが、どちらも同じ路線を走っているので、その時に自分の行きたい方向に進む電車に乗ります。費用はかかりません。このターミナルですが、ターミナル1と2の間にあり、ターミナル1に向かう電車とターミナル2、3へ向かう電車にわかれています。特に行先は決めていませんが、とりあえずターミナル3へ行ってみたいと思います。

遂にターミナル3に到着!到着した時刻は12:41。11:37にスディルマン・バル駅を出たので約1時間で着いたことになります。時間と費用を考えると、場所によっては1、2人であれば鉄道を利用してもいいかもしれません。私の場合、自宅から空港までオンラインタクシーで約Rp150,000、スディルマン・バル駅までオンラインタクシーで約Rp25,000+空港鉄道で最大Rp80,000/人ですから、1人であれば空港鉄道を利用した方が安く、時間も読みやすくなります。とはいえ、みんなで旅行に行くとなったときはやはりオンラインタクシーが安いので、空港鉄道が重宝されるのはもう少し先かもしれません。
以上が空港鉄道を利用した感想でした。次回もお楽しみに!Sampai jumpa!
<雑談>
折角空港まで行ったので、海外に行った気になりたい!と思い、ターミナル3にあるマレーシア発祥の珈琲店「Old Town White Coffee」でホワイトコーヒーを楽しむことにしました。旅行って空港で出発を待っているときが一番テンション高いって時がありますよね。あんな感じで空港での雰囲気を楽しんできました。とはいっても、どこか旅行へ行きたい!まずは金を貯めよう!
