こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
前回、Taman Proklamator(タマン・プロクラマトル=独立宣言者公園)へ行ってきたときの話を書きました。その場所から北西にまっすぐ行ったところにMetropole(メトロポール)という建物が有ります。どんな場所かというと、ジャカルタに現存する最古の映画館がある場所なのです!そこでは映画だけでなく、食事も楽しめるので今回紹介したいと思います。場所と外観はこちら。

正面玄関を入るとこんな感じです。こちらの建物は1932年に建設が始まり、1949年に開館したのですが、あまり古さを感じない内装になっていますが、廊下には過去に公開された映画のポスターが貼ってあり、ノスタルジックな雰囲気です。


上の階に繋がる階段は少し狭めで歴史を感じます。階段を上ると「ROEMAH KULINER(ルマ・クリネル=グルメの家)」というフードコート的な場所に出ます。試しに食事してみることにしました。自分が好きなものをよそってくれるタイプのお店が開いていたので、そこで注文。

今回注文したのは左上から時計回りに「Bunga Pepaya Kecombrang(ブンガプパヤ・クチョンブラン=パパイヤの花とトーチジンジャーを炒めたもの)」「Daging Rendang(ダギン・ルンダン)」「Ayam Suir Balado Kecombrang(アヤム・スイル・バラド・クチョンブラン=裂いた鶏肉とトーチジンジャーをスパイスとケチャップで炒めたもの)」「Nasi Merah(ナシ・メラ=赤米)」、左にある飲み物は「Es Jeruk Kelapa(エス・ジュルック・クラパ=ココナッツとオレンジのジュース)」です。

知ってましたか?パパイヤの花って食べられるんですよ。そもそも私はパパイヤに花が有ること自体も知りませんでした。味は苦いのですが、爽やかさもあって癖になってしまいます。店にパパイヤの花があると必ず頼んでしまいます。ルンダンはもう少し味が濃い方が好みだったのですが、肉自体は軟らかくて美味しかったです。鶏肉も美味しかったですね。ピリ辛なんですが、トマトの風味もあって、こちらも爽やかでした。
エス・ジュルック・クラパも店にあると必ず頼んでしまう飲み物です。柑橘系の爽やかさとココナッツの爽やかで甘い味が混ざって美味しいです。今回飲んだのは少し味が薄めでしたが、ココナッツの身がふんだんに入っていてよかったです。フードコート的なところですが、食べた後の食器はそのまま片付けなくてもOKです。

以上がルマ・クリネルの紹介でした。さて、次回もメトロポールにあるお店を紹介したいと思います。次に紹介するところはこの廊下をまっすぐ行ったところにあるスイーツが美味しいカフェ…一体どんなお店なのか!?次回もお楽しみに!Sampai jumpa!
<雑談>
私が行ったとき、「Coming Soon」の映画として「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」のポスターが貼ってありました。いつも日本の映画を上映するとすれば韓国系の映画館CGVぐらいなので、インドネシアに長くいる身としてはシネマXXIで日本の映画が見れるなんて!と、いい意味で衝撃を受けています。インドネシアも変わりましたねぇ。偶然にも今日がインドネシアで公開初日!私は現在Netflixで「刀鍛冶の里編」を見ながら追いかけているところです。公開が終わらないうちにキャッチアップできればと思います!
