こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
前回からインドネシアでの国際オートショー「GIIAS 2025」に行ったときの話を記事にしていますが、チケット購入だけで終わってしまいました。今回は会場の中を書いていきたいと思います!
会場内に入ったときの様子はこんな感じ。広―い空間にズラーっと大型車が並んでいます。ここは商用車の展示エリア。入ってすぐにバスやトラックが目の前に!オートショーには何回か来たことが有りますが、普段近づくことのない車両にお目にかかれるのも楽しいですよね。

こちらはUD TRUCKS(いすゞグループ)というメーカーの「Quester」というトラック。顧客のニーズを徹底的に追求(クエスト)したトラックを開発、提供したいという思いから命名されたようです。運転席に乗れるようなので試しに乗ってみました。

中はこんな感じで広々。上にはスピーカーも有ります。こんな大きなトラックを運転したことがないので、実際に車道を走るとどんな感じなんだろう?と想像が膨らみます。これくらいの大きなトラックを自由に操作できると気持ちいいのでしょうね。

このバス、どこかで見たことが有ると思ったらトランスジャカルタで使われている車両ですね。実際に中に入ることはできるのですが、残念ながら運転席には座れませんでした。

場所を移して、こちらはVinfast(ビンファスト)のエリア。ビンファストといえば今ジャカルタで緑色のタクシー「Xanh SM(サイン・エスエム)」をよく見かけるようになりましたね。サイン・エスエムで使われているVFe34は勿論展示されていましたが、前面に置かれていた中で目を引いたのは今年2月に投入された「VF3」というタイプの車種でした。VF3は小さくてかわいい感じです。小回りがききそうでお洒落です。航続距離は215キロメートルで36分急速充電すると70%まで充電できるようです。二代目としてはいいかもしれませんね。まずはお金を貯めてからですが。

展示されていたのは地面を走るクルマだけではありません!空飛ぶクルマも展示されていました!XPeng AeroHTというメーカーのX2という機種のようです。Xiaopeng(シャオペン)という中国の電気自動車メーカーのようですが、電気自動車よりも空飛ぶクルマが注目を集めていました。万博に行けず空飛ぶクルマが見れなかった身としては嬉しい限りです。

オートショーの記事を見ると新車種(自動車)が書かれがちですが、空飛ぶクルマのようにそれ以外にも見どころがあるんです。例えばこちらはダイハツのエリアで展示されている電動カート「e-SNEAKER」!写真の通りその場で試乗できるんです!乗っている人を見るとハンドルでアクセルやブレーキを操作して面白そうでした。一人で参加していた私は乗る勇気がありませんでしたが、今となっては少し後悔しています…乗っておけばよかったと…

こちらはスズキのエリアに展示されていた「FRONX」という車の板を部分的に取っ払ったもの。メカ好きにはたまらないかもしれませんが、私も構造自体は理解できないのですが、何かすごいものを見せられている感じがします。ホイールの上には大きなスプリングが!あんなに大きなばねで揺れを防いでいるのですね。勉強になります。

こちらは会場の外に設けられていたホンダの電動バイクのエリア。「cuv e:」という車種が展示されていました。着脱可能のバッテリーで動くようです。このバッテリーが結構重く、10kgあるんですよ。実際に触ってみないと分からないものですね。しかし、こんな感じで簡単にバッテリーが交換できると充電に時間を取られないので便利ですよね。自動車もそうなって欲しいところですね。
以上がGIIAS 2025で見たものの紹介でした。自動車を見るのも楽しいですが、楽しみは自動車だけではありません!まだ明日、明後日と開催されています。興味の有る方は是非行ってみてください!次回もお楽しみに!Sampai jumpa!