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スリ・カヤ・トーストの美味しいカフェ

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
突然ですが、「Seri Kaya(スリ・カヤ)」というジャムをご存じでしょうか。ココナッツミルク、卵、砂糖、パンダンリーフ(タコノキ属の植物)から作られる甘いジャムで、私が大好きなジャムの一つです。スーパーなどでよく売られており、インドネシアの製パン最大手のブランド「Sari Roti(サリ・ロティ)」のスリ・カヤ味なんていうのもあります。マレーシア、シンガポールが発祥でインドネシアにも広がったようです。

今日はそのスリ・カヤを使った美味しいトーストを出してくれるカフェを紹介したいと思います。カフェの名前は「Sabang 16(サバン・エナムブラス)」。場所はこちら。

名前のとおりサバンというエリアにあるのか?と思ったのですが、店が面するのはJl. H. Agus Salim(アグス・サリム通り)。住所にも「サバン」の「サ」の字もありません。「サバン」と検索して出てくるのはアチェ州の都市、グーグルマップでJalan Sabang(サバン通り)と検索してもヒットするのは前出のアグス・サリム通り…謎です。Tripadvisorで調べてみるとジャカルタ民の間で「サバン通り」はカフェやナシゴレンなどグルメを楽しむエリアのようです。コメントを見るとこんな感じで当然のように「サバン」の文字が出てきます。

siapa yang tidak kenal dengan jalan sabang di jakarta 😉
(ジャカルタのサバン通りを知らない人はいないでしょう ニッコリ)

Kawasan ini termasuk area kuliner di Sabang.
(このエリアはサバンのグルメエリアです。)

Kawasan ini sabang ini memang kawasan pusat kuliner terutama di malam hari
(このサバンエリアはまさにグルメの中心地、特に夜は最高です。)

はたして、みんなサバンがどこか確信を持ったうえでコメントしているのだろうか…

少々サバンについて書きすぎましたが、カフェについて書いていきたいと思います。外観はこちら。写真のとおりカフェの前にはバイクの海になっており、賑やかな通りにあることがわかります。

「サバン16」の外観。正面の通りは賑やかです。「サバン16」の外観。正面の通りは賑やかです。

店内はこんな感じです。外の賑やかさとはまるで別世界。静かでお洒落な雰囲気です。そんなに混んでいるわけでもなさそうですが、たまたま平日の夕方だったからかもしれません。

店内はこんな感じ。外と違って静かで落ち着きます。店内はこんな感じ。外と違って静かで落ち着きます。

今回頼んだ飲み物はEs Kopi Susu Gula Aren(エス・コピ・スス・グラ・アレン/パームシュガー入りアイスコーヒー)とAceh Gayo(アチェ・ガヨ)です。どちらも美味しかったです。アチェ・ガヨは酸味が少なく、好みの味でした。

左がEs Kopi Susu Gula Aren(エス・コピ・スス・グラ・アレン/パームシュガー入りアイスコーヒー)、右がAceh Gayo(アチェ・ガヨ)左がEs Kopi Susu Gula Aren(エス・コピ・スス・グラ・アレン/パームシュガー入りアイスコーヒー)、右がAceh Gayo(アチェ・ガヨ)

続いてはLumpia Ala Sabang 16(ルンピア・アラ・サバン・エナムブラス/サバン16風春巻き)です。外はカリッと、中はモチッとして食べ応えがありました。美味しかったです。

Lumpia Ala Sabang 16(ルンピア・アラ・サバン・エナムブラス/サバン16風春巻きLumpia Ala Sabang 16(ルンピア・アラ・サバン・エナムブラス/サバン16風春巻き

さて、最後は本日のお目当て、Kaya Toast(カヤ・トースト)です!外はこんがり、中はふんわり。

こちらがKaya Toast(カヤ・トースト)!上手く焼きあがっています。こちらがKaya Toast(カヤ・トースト)!上手く焼きあがっています。

パンの間にはこんな感じで甘いスリ・カヤが挟まっています。ただ甘いだけでなく、少しの塩気が美味しさを引き立たせています。こちらも美味しかったですねぇ!

パンの中はこんな感じです。パンの中はこんな感じです。

以上がサバン16の紹介でした。サバンという地名の件で少しモヤモヤしましたが、それを忘れさせてくれるくらいの美味しさでした。次回もお楽しみに!Sampai jumpa!