こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
前回まで青森の記事を投稿していましたが、次の目的地は銚子ですが、異動の過程で上野を経由したため、今回は上野での思い出について書いていきたいと思います。上野には何回か行ったことが有りますが、ゆっくり見たことが無いため、今回のレバラン休みを利用して上野公園近くを散策してみることにしました。青森は雪が降っていたのに対して上野では桜の花びらが降っていて、まるで別世界でした。1回のレバランでこんな体験ができるとは…貴重な経験をさせてもらいました。

上野公園から東京芸術大学方面に出てまっすぐ行くと、「ギャラリー大久保/茶室 瑜伽庵(ゆかあん)」というお店を見つけました。場所と外観はこちら。

こちらのお店、1階が骨董品屋になっているのですが、2階に上がると「瑜伽庵」と言われる茶室があるのです!2階に上がるとこんな感じです。

和室のようになっていますが、その外側に椅子が置かれていて、客は椅子に座りながら、足がしびれることなく抹茶を楽しむことができます。
まず、茶菓子とお茶を入れてもらう器を選びます。今回は4つの茶菓子から1つを選んだのですが、どれも春をイメージして美しいお菓子でした。

私が選んだのはこちら。春の風や草をイメージしたのか、爽やかな感じのするお菓子です。器は200年以上前、江戸時代に作られたという渋めのものを選びました。私の何倍も生きている器を手にするなんて…と思うと手が震えました。

さて、茶菓子と器を選んだ後は実際に抹茶を点ててもらいます!茶道について詳しくないのですが、亭主さんが流れや動き等いろいろと教えてくれるので安心です。お茶を点ててくれている間も会話できますので、堅苦しい雰囲気ではありませんでした。

お茶を出された際、飲む前に2~3回(流派により違うようです)器を回しますが、あれってお茶を点ててくれた亭主さんに器の模様、美しいところが見えるよう敬意を示すためらしいです。正に日本人の持つ心遣いやおもてなしの文化ですね!勉強になりました。

ここでは亭主さんが英語で説明してくれますし、抹茶パウダーを購入することもできます。最近SNSを見ていると抹茶ブームのようなので、外国人の方と行けば喜ばれると思います!上野に行かれた際は「ギャラリー大久保/茶室 瑜伽庵」に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに!Sampai jumpa!