こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
前回、「天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森」を紹介しましたが、今回はそこから電車で25分程北東に行った場所にある浅虫温泉という場所で利用した宿を紹介したいと思います。名前は「割烹旅館 さつき」です。場所はこちら。
まず、JR青森駅から「青い森鉄道」を利用して「浅虫温泉駅」へ行きます。ここで注意ですが、時間によっては1時間に1本しか電車が出ていないので、予めスケジュールを確認しておく必要があります。私はそれで1本電車を逃してしまいましたが、こういう本数が少ない鉄道を利用することがあまりないので逆に目的地に対する期待が上がりました。さぞ、ゆっくりしたところなのだろうと…
浅虫温泉駅到着後、歩いて4分の場所に件の旅館が有ります。こちらが外観です。大きい旅館ではなく、お部屋は8室しかありません。大浴場も大人4人くらいが入ればいっぱいになってしまうほどです。ただ、雰囲気がめちゃめちゃ良かったです!こちらが今回利用したお部屋。津軽塗の家具が至る所にあり、贅沢です。

荷物を置いて一休みしたら旅館内を散策。木とかすかに漂う石油ストーブの匂いが混ざり、懐かしくてとても落ち着きます。昔、祖父母の家に行ったときによく嗅いでいました。

小さい旅館だったのであまり見るところは無かったのですが、以前、記事で書いた青森県立美術館で紹介されていた芸術家の作品も飾られていて、青森の良さがぎゅっと詰まった旅館です。そして衝撃の事実を知ります。

こちら、受付の近くに飾られていたのですが、誰のサインかわかりますか?「倍返しだ!」で有名な半沢直樹シリーズを書いた池井戸潤さんのサインです!2013年8月20日の日付なので、まさにドラマ「半沢直樹(2013年7月7日~9月22日)」がヒットしていたときに来ていたことになります!実は私、半沢直樹シリーズが大好きで原作は「オレたちバブル入行組」から「半沢直樹 アルルカンと道化師」まで読んでいるんです。なんという偶然!特に意識したわけではないですが、池井戸潤さんと同じ宿を選んだ自分のセンスを誉めてあげたくなりました(笑)。旅館の方曰く、「俺たちの箱根駅伝」という作品でこの旅館もでてきているみたいとのことでした。実際に読んで確認してみたいと思います!
ここの宿の一番の目玉は可愛い猫ちゃん達です!女将猫のパパ子(♀)、若女将のすず(♀)、見習のキキ(♀)、丁稚のクク(♂)の4匹が旅館内にいるのですが、パパ子ちゃんとすずちゃんは扉を開けていれば客室にも入ってきてくれるのです。今回の宿泊でキキちゃんとクク君とは受付で会うことができ、すずちゃんは部屋まで入ってきてくれました!猫アレルギーの方には厳しいかもしれませんが、私は猫大好き人間なのでめちゃめちゃ癒されました。

最後は気になる夕食ですが、めちゃめちゃ豪華でした。最初は写真のような小鉢が出てきたのですが、その後、ウニ、刺身、カニ、キンキと出てきてボリュームもありました。横では猫が寝ていて…幸せでしたねぇ。

今回、朝食付きにしてもらいましたが、残念ながらスケジュールの都合により早朝に出発することになったため、朝食を食べることはできませんでした。女将猫のパパ子ちゃんとも会うことができなかったので、次回はもっと余裕を持ったスケジュールを組みたいと思います!
猫と美味しいお料理が魅力で、池井戸潤さんも宿泊されたことの有る「割烹旅館 さつき」に興味を持たれた方は是非宿泊してみてください!ご予約はこちらからです。(旅館の予約サイトにジャンプします。)
次回もお楽しみに!Sampai jumpa!
<雑談>
泊まった翌朝はこんな感じで雪が降りました。左側が私の足跡。なんというガニ股!雪が降らなければ気づきませんでした。矯正せねば!