こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです。
ここ最近の記事を見ていただいてご存じの通り、Netflixのドラマやアニメにハマってしまっております。つい最近も「極悪女王(The Queen of Villains)」という日本の女子プロレスラーであり、タレントであるダンプ松本さんの半生を描いたドラマにハマってしまいました。お笑いで大活躍中のゆりやんレトリィバァさんがダンプ松本役を演じています。プロレスラーになる前の純粋にプロレスが好きだった少女から、ダンプ松本として極悪非道なヒール役になるまでを演じているのですが、キャラクターの振れ幅が大きくて難しい役なのによく演じられたなぁと感心しました。
一応ネタバレにならないように注意して書いておりますが、ドラマの内容が一部含まれているので、これから「極悪女王」を見ようと楽しみにされている方はネタバレ注意でお願いします。
私はプロレスラーとして活躍されていたダンプ松本さんは知らず、引退後、バラエティ番組に出ている丸くなったダンプさんしか知らないので、プロレスでのプレーを見ていて結構な衝撃を受けました。プレーの内容としては絶対に地上波では流せない程暴力的な内容になっています 笑。こういう表現ってNetflixだからできることですね。Netflix強し。ただ、何が彼女をあんなヒール役にしたのかというと結構複雑です。家族、友達、全日本女子プロレス、プロレスの観客、時代など、いろいろな要素が混ざってダンプ松本というキャラクターが出来上がっているので、見ている側としても結構複雑な気持ちになりますね。一体何が正しいのか?
あと、驚いたのが当時存在していた全日本女子プロレスというプロレス団体を経営していたのが松永家による同族会社だったということです。三男の松永高司さんを中心として兄弟4人がプロレスの試合が行われる華やかな舞台の裏でぶつかり、試行錯誤してあそこまで日本中に熱狂を伝えることができていたのですね。ただ、観客のニーズに応えようとするが故にプロレスラーとの間に溝ができてしまうんですよ…なかなか難しいですね。
このドラマを見た後、興奮が冷めやまずにYoutubeで実際のダンプ松本さんの引退試合を見てみたのですが、ドラマでは若干アレンジをしているみたいで、ドラマでは結構胸熱な展開にしてくれています。
この「極悪女王」、全部で5話ありますが、1話あたり約1時間あり見応えがあるドラマです。私はプロレスに全く詳しくないのですが、初心者でも充分に楽しめる作品でした。是非、見てみてください。次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!