インドネシア入門

1メートル分のサテはいかが?

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
前回からインドネシア料理のレストラン「Harum Manis(ハルム・マニス)」の紹介を行っていますが、今回はそこで出された食事にフォーカスして記事を書いていきます。

まず、絶対に紹介しなければならないのが「Sate Satu Meter(サテ・サトゥ・メーター)」です。サテは皆さんご存じインドネシア風焼き鳥、サトゥ・メーターは1メートル(1m)の意味です。つまり、サテが1メートル程の長さの器に乗って出てくるのです!このサテ・サトゥ・メーターですが、焼きあがったときに前回紹介しましたオープンキッチンに有る小さなドラを鳴らして、店員さんが「サテ・サトゥ・メーター!」と叫ぶのです。ホストクラブで「ドンペリ入りまーす!」と言われているような感覚。。。かはよくわかりませんが、初めて行った人は結構喜びますよ!そして出てきた料理がこちら。

これがサテ・サトゥ・メーター!これがサテ・サトゥ・メーター!

結構迫力が有るでしょう。何が乗っているかは以下の通り。
・チキン 3種
・ビーフ 2種
・ラム
・ラムとビーフのつくね
・テンペと豆腐
各種3~4本ずつ乗っていて、サイドにピーナッツソースと甘辛ソース(甘さ強め)がついてきます。これが出てきてテンションが上がらない人はいないのではないでしょうか!?

一緒についてくるソース一緒についてくるソース

個人的にはラムとビーフのつくねが美味しいと思いました。ビーフにラム肉特有のくさみが混ざっていて良い味が楽しめます。また、串ではなくサトウキビに刺さっている(巻き付いている?)状態で料理されているので、ほんのり、気持ち甘い感じがします。実際にサトウキビをかじるとじわーっと甘みが出てきて面白いです。

ラムとビーフのつくねラムとビーフのつくね

サテ・サトゥ・メーターの他、何人かでシェアしたいようでしたらピーナッツソースを用いたサラダ、ガド・ガド(Gado Gado)が有名でいいと思います。

こちらがガド・ガドこちらがガド・ガド

テーブルに出されたときにニンニク風味のクルプックが上にどさーっと乗って中が見えませんが、クルプックを取り除くとこんな感じです。

クルプックを取り除いたガド・ガドクルプックを取り除いたガド・ガド

シェアはせずに個人でご飯とおかずが欲しいという方には「Nasi Campur Nusantara(ナシ・チャンプル・ヌサンタラ)」がいいかもしれません。一つのプレートにチキン、テンペ、サテ、サンバル等が乗っていて沢山の味を楽しむことができます。サンバルは辛さ控えめでした。食べやすくしてくれて有難い。。。

ナシ・チャンプル・ヌサンタラナシ・チャンプル・ヌサンタラ

皆さん、これ、なんだかわかります?Emping(ウンピン)と呼ばれ、日本ではグネモンと言われるグネツム科グネツム属の木から取れた実の種を潰して伸ばし、油で揚げたものです。程よい苦みが癖になります。

ウンピンウンピン

お次はデザート!今回頼んだのは2種類。Es Cendol(エス・チェンドル)とDurian Brulle(ドリアン・ブリュレ)です。

エス・チェンドルはココナッツミルクに緑の着色を行った米粉から作られたゼリー、かき氷、パームシュガーが入っているデザートです。少し苦いゼリーと甘いココナッツミルクとパームシュガーとのバランスがいいです。

エス・チェンドルエス・チェンドル

ドリアン・ブリュレは上の方を食べる分にはチーズケーキのような味がするのですが、一番下にドリアン味のクリームが有るので、好き嫌いは分かれるかもしれません。折角インドネシアに来たのだからドリアンを食べたい!と言う方にはいいかもしれません。

ドリアン・ブリュレドリアン・ブリュレ

以上がハルム・マニスの紹介になります。今回は注文しませんでしたが、ルンダンも美味しいですよ。まだ行ったことない方、日本から友人や会社の方が出張でいらっしゃる方、是非お試しください。次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!