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串かつ だるまへ行ってきた

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
今年5月に日本の串カツ店、「串かつだるま」がジャカルタに1号店を開きました。開店してから何回か行ったことが有るのですが、先日そこで食事をしていたら、たまたまオーナーさんと出会うというラッキーな出来事が有りました。その際、「串かつだるま」での美味しい串かつの食べ方を教えてもらったので今回シェアできればと思います!

「串かつだるま」の外観「串かつだるま」の外観

そもそも「串かつだるま」は1929年に大阪の新世界で創業したお店で、当時は釜ヶ崎の肉体労働者のために串かつを提供していたのが始まりとされており、今日有名な大阪式串かつの元祖と言われているお店なのです。そんなお店がジャカルタに出店してくれたなんて有難いですね。確かに、揚げ物好きのインドネシア人を相手にするには好都合かもしれません。こちらの人って大体揚げ物と甘いもの、辛いものが好きですからね!

ジャカルタ1号店の話に戻ります。こちらが外観です。日本でもよく見る「串かつだるま」のキャラクター「だるま大臣」が大きく書かれており、お店の入るパサールフェスティバルの外からメインの出入り口に向かって右を見るとすぐにお店の場所がわかります。因みに場所はこちらです。

この「だるま大臣」、「串かつだるま」を運営する株式会社一門会の代表取締役社長兼会長である上山勝也さんをモデルにしているようです。そしてこちらが店内の様子です。シンプルで清潔感のある感じですね。カウンターも日本の雰囲気が出ていて、いい感じです。

「串かつだるま」の店内「串かつだるま」の店内

串かつ事態は約20種類くらいあって迷ったのでAセット(Set A)と面白そうな串かつをいくつか単品で頼み、「No Rice, No Life」な私は白ごはんも一緒に頼みました。そして出てきたのがこちら。

できたての串かつ!できたての串かつ!

カリッと揚がった感じがして美味しそうですね!(実際美味しかったのですが。。。)食べていて気になっていたのがこちら。

串かつ用のソースが入った容器串かつ用のソースが入った容器

串かつに欠かせないソースです。今まで行ったことのある串かつのお店に置いてあったソースよりも明らかに少ない!と思いながら頑張ってステンレス製容器を傾けながらソースを端に寄せて頑張ってつけていました。しかし、どう頑張ってもソースが先端にしかつかないですし、ソースをすくって串かつにつけるためのキャベツも無いので、関西の方から「二度付けは禁止やで!」、「二度付けはあかん!」と怒られそうだなと思いつつ二度付け、三度付けをして串かつを楽しんでいました。この「二度付け禁止」ルールですが、何故禁止なのかと言うと、まず思い浮かぶのは衛生面ですよね。他の人が口をつけた串かつを共同のソースに付けると食べる気が無くなってしまいます。その他にも店のこだわりの面があり、店がこだわって作ったソースに食べかけの串かつが入ることによってソースの風味が変わってしまうから禁止されているのです。二度付けの話はここまでにしておいて、ソースとの格闘に苦戦していた中で現れたのが救世主、オーナーさんです。

オーナーさん曰く、実は日本の「串かつだるま」は既に二度付け禁止を解禁しているとのこと!今までの串かつ屋は共同で使用するソース(二度付け禁止ソース)の入った容器が有り、そこになみなみとソースが入っていました。なので一回でまんべんなくソースをつけることができました。しかし、現在は客席ごとにソースを提供しているようで、そのたびになみなみのソースを提供していたら無駄になってしまう可能性が有るとのことから容器には少量のソースしか入れないようにしたようです。それではどうすれば良いのか?実は各机に2種類のソースが置かれているのです。オレンジ色の方はインドネシアでお馴染みのチリソース/サンバルですが、もう一つはなんとステンレスの容器に入っているソースと同じものが入っているのです!

各机に置かれている2種類のソース。左がチリソースで、右がオリジナルソース各机に置かれている2種類のソース。左がチリソースで、右がオリジナルソース

やり方としては串かつの下に容器若しくは皿を置いて、こんな感じでソースをつけて食べるのです。確かに、この方がまんべんなくソースをかけられるし、フードロスも防げる!と少し感動しました。今後はこのやり方で「串かつだるま」での食事をより楽しみたいと思います。

こんな感じでソースをかけて楽しみますこんな感じでソースをかけて楽しみます

オーナーさん曰く、私が行った日には無かったのですが、うずらの卵やヤングコーン、ゴボウなど種類を増やしていきたいとのこと。個人的にヤングコーンは大好きなので、今後益々「串かつだるま」での食事が楽しみになります。皆さんも興味が有ったら、是非足を運んでみてください!次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!