インドネシア入門

モナスの頂上を目指して

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!

今月17日はインドネシアの独立記念日ですね。インドネシアが独立してから今年で79年目を迎えます。ということで独立記念日にちなんだ記事を書こうとモナスへ行ってきました。今回はモナスについてご紹介したいと思います。場所は皆さんご存じだと思いますが、念のため地図を貼り付けておきます。

実はモナス(Monas)と言うのは国家記念碑(Monumen Nasional)の略称なのです。もっと言いますと、モナスと言われて真っ先に思い浮かべる白くて、てっぺんに金の炎が飾られた塔のことをトゥグ・モナス(Tugu Monas)と呼びます。それらが略されて皆がモナス、モナスと言っているのです。1961年に建設が開始され、1975年に完成しました。ということは来年に完成してから50年を迎えるので何かイベントが有りそうです。そしてモナスの塔の周りに広がるエリアはムルデカ広場と言われています。建物の詳細はウィキペディ等で説明されているため割愛しますが、塔の台座となる基部は縦・横が45m、基底部の地面からの高さは17m、モナスの地下にはインドネシアの歴史博物館があるのですが、博物館の縦・横は80m、高さは8mあります。これはインドネシアが独立した1945年8月17日に関連付けた数字から持ってこられています。以前紹介したイスティクラルといい、意味のある数字を建物に反映させていて洒落ていますね。

ムルデカ広場で白く輝くモナスの塔ムルデカ広場で白く輝くモナスの塔

早速中に入ってみましょう。皆さん、モナスへはどうやって入ると思いますか?私、今回塔に入るのが初めてだったのですが、入り口を探すのに少し苦労しました。モナスにはチケットを購入して入るのですが、そのチケット売り場への入り口がモナスの塔から北に約200m歩いたところに有るんです。地図だとこんな感じです。

モナスの塔と入り口の位置(Google Mapより)モナスの塔と入り口の位置(Google Mapより)
入り口の様子入り口の様子

まず、そこにある入り口から地下へ行きチケットを購入します。私が行った時の一人当たりの料金は以下の通りでした。
大 人:展望台込みRp24,000/展望台以外Rp8,000
大学生:展望台込みRp13,000/展望台以外Rp5,000
子 供:展望台込みRp 6,000/展望台以外Rp 3,000
展望台以外の場所とは歴史博物館(Museum Sejarah Nasional)、独立の広間(Ruangan Merdeka)、基部(Pelataran Cawan)と言われるエレベーター手前の開けた空間が含まれているのですが、ここで驚きの事実が…当日は土曜日の午前10時半くらいに行ったのですが、展望台に上れるのは約2時間後であるとのこと!少し悩みましたが、博物館もあるし、時間がつぶせるかと思い展望台込みのチケットを購入しました。因みに展望台込みのチケットは昼12時頃には売り切れていたので、行くとしたら朝の方がいいです。ムルデカ広場は朝6時から開き、その2時間後、朝8時から塔に上ることができます。因みに午後は4時にどちらも閉まってしまうので訪問時間にはご注意ください。

地下のチケット売り場、間に塔へ続く通路が有る。地下のチケット売り場、間に塔へ続く通路が有る。
購入したチケット。45とSesi 5の文字が書いてある。購入したチケット。45とSesi 5の文字が書いてある。

モナスの塔に続く通路の左右にひとつずつチケット売り場が有るのですが、どちらでもチケット購入可能です。

チケットを購入した後、いよいよモナスの塔の中へ入ります。わくわくが止まりません。この通路の向こうに何が有るのか。。。

モナスの塔へと続く通路モナスの塔へと続く通路

次回へ続きます!お楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!