インドネシア入門

24時間営業のパダン料理屋:ガルーダ その2

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
前回よりパダン料理屋のGaruda (ガルーダ)を紹介していますが、今回は私のおすすめの品を紹介したいと思います。まずはこちら

Perkedel (ペルケデール)
こちらは簡単に言うとインドネシア風コロッケで、元々はオランダのミートボール「Frikadelle (フリカデッレ)」が名前を変え、材料を変え「ペルケデール」になったようです。パダン料理初心者の方でも馴染みやすい味です。

Perkedel (ペルケデール)Perkedel (ペルケデール)

Ayam Pop (アヤム・ポップ)
こちらは鶏肉を揚げたものになるのですがAyam Gorengと違うのは、まず沸騰したココナッツ水と刻んだニンニクで似た後にさっと揚げるところです。なので表面に衣がついておらず、白い色をしています。噛むとココナッツと鶏肉の味がじわーっと広がって美味しいです。何故「ポップ」?と思うかもしれませんが、一説によるとアヤム・ポップを始めて提供した西スマトラのレストランの一つ「Simpang Raya」というところで当時流行っていたポップスが演奏されていたとのこと。。。信じるか信じないかはあなた次第です。調べると、「Simpang Raya」というレストランは「Istana Ayam Pop (アヤムポップの宮殿)」を謳ってジャカルタでもレストランを展開しているようなので近いうちに行ってみたいと思います。

Ayam Pop (アヤム・ポップ)Ayam Pop (アヤム・ポップ)

Gulai Kepala Ikan Kakap (グライ・クパラ・イカン・カカップ)
Gulai (グライ)は簡単に言うとインドネシア風カレーです。日本のカレーと違う所はココナッツミルクで煮込んでいるところです。日本のと違って黄色ですが、それはターメリックエッセンスによるものです。Kepala Ikan Kakap (クパラ・イカン・カカップ)は鯛のお頭の意味で、つまりは鯛のお頭カレーです。贅沢ですね!このグライ味のファンって沢山いて、具を取らずにソースだけ取ってご飯にかけて食べてたりします。私もグライの味が大好きで、今回は鯛のお頭を注文しましたが、グライの他の料理も頼んだりします。結構バリエーションが有って、鶏肉や卵、牛肉、牛の脳みそ(!)とかあったりします。

Gulai Kepala Ikan Kakap (グライ・クパラ・イカン・カカップ)Gulai Kepala Ikan Kakap (グライ・クパラ・イカン・カカップ)

Sambal Udang Pete (サンバル・ウダン・ペテ)
ペテ豆とエビのサンバル炒めになります。辛味調味料のSambal (サンバル)が入っているので辛いイメージが有りますが、ガルーダのサンバル・ウダン・ペテはそんなに辛くなく、辛い物が苦手な私でも食べられます。Peteは日本語で「ネジレフサマメノキ」という名前で臭みが有る豆で、結構苦手な人がいるのですが、私は程よい苦みが有って好きですね。「Leko」というIga penyetという牛肉にサンバルを添えたスラバヤ料理の美味しいレストランが有るのですが、そこではよくNasi Goreng Peteを頼みます。

Sambal Udang Pete (サンバル・ウダン・ペテ)Sambal Udang Pete (サンバル・ウダン・ペテ)

以上が私のおすすめです!そしてお会計。。。このようにスタッフの人が机まで来て食べたものを確認していきます。毎回思いますが、よくここまで性善説で成り立っているなぁと思います。

お会計のときの様子お会計のときの様子

因みに、こちらのレストラン、冷凍・冷蔵保存できるルンダンも売っているので家で食べたくなった時のために買っておくのもいいかもしれません。我が家ではここのルンダンをストックしており、肉を食べ終わった後もソースをごはんと炒めてナシゴレンにしたりして楽しんでいます。興味のある方は是非試してみてください。それでは、今回はここまで。次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!