インドネシア入門

気になるアラビア語 その2

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
前回から掲載しています「気になるアラビア語」、今回は2回目です!前回は挨拶や驚いたときに発する言葉を中心にご紹介しました。

今回は「よかった」という言葉から紹介しましょう。よかったはアラビア語でこのように言います。

Alhamdulillah.(アルハムドゥリラ)

正しくは「神に感謝します。」という意味になりますが、例えばイスラム教徒の友達に「風は治った?」と聞くと「Alhamdulillah, saya sudah sembuh.(神に感謝します。治りました。)」と返されたりします。あと、くしゃみしたときにも「Alhamdulillah.」と言う人がいます。インドネシア人の知り合いに聞いたところ、英語でいう「God bless you. (神よ、我々を守り給え)」と同じようなものらしいです。くしゃみをすると、一時的に体の全機能が停止し、悪魔が入ってくるという説が有ります。それに対して「God bless you.」と唱えるようです。また、アラビア語では機能が呈した状態から普通の状態に戻ったから神に感謝して「Alhamdulillah.」と唱えるようです。元となる認識は一緒のようですね。お次はこちら、

Bismillah.(ビスミラー)

「神の名のもとに。」という意味で、何か行動を始める前に「うまくいきますように。」と唱えるイメージです。出かける前や食事をする前に聞いたりします。次に行きましょう。誰かに何かを頼まれて、できるかどうかわからないとき、こういうことを言います。

Insyaallah.(インシャアラー)

意味は「神がお許しになれば。」や「その答えは神のみぞ知る。」になります。日本でいう「できたらね。」というニュアンスに似ていますね。仕事を任せた時にこういうことを言われたら怖くなってしまいますが(笑)

Masyaallah.(マシャアラー)

意味は「アッラーの意志により導かれる。」という意味になり、何かに対して感謝や賞賛するときに用いられる言葉です。神によって起こったことだ!と。その他に「上手くいけばね。」、「アッラーが望めばね。」という意味でも使用されることも有るようです。

以上がインドネシアでよく耳にするアラビア語になります。イスラム教徒の人と話すときに今回紹介した言葉を遣うと結構喜ばれます。今後関係を築いていくうえで、ぐっと距離が近くなるかもしれません。他に気になるアラビア語が有ったら教えてください。次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!