こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
今回はスラウェシ島にある都市、マナドの料理が食べられるレストランを紹介します。ところで、よくインドネシアで「日本のメナード化粧品のメナードってマナドから来ているからだよ。マナドには美人な人が多いらしい。」という話を聞きます。今回記事にするにあたって由来を調べてみました。が、どうやらメナード化粧品の創業者である故野々川大介氏の著書「長い坂道(1977年)」に「メナード」という社名はギリシャ神話に登場する美の女神「メイナド(maenad)」から命名されていると書かれているようです。マナドからじゃないのか!残念!と思いましたが、実際にマナドに美人が多いのかは確認できていないので、いつかマナドには行ってみたいものです。
さて、レストランに話を戻しますが、今回紹介するのは「Sarang Oci」というところです。「Sarang」はマナドの言葉で「巣」を指し、「Oci」は「ホソヒラアジ」という魚を指します。つまり、「Sarang Oci」は日本語にすると「ホソヒラアジの巣」ということになります。ジャカルタにいくつか店舗が有るのですが、今回行ったのはメラワイエリア、Blok M Plazaモールの近くにある店舗です。場所はこちら。
こちらが入り口です。看板に書かれた2匹の魚(ホソヒラアジでしょうか?)が目印です。
![Sarang Ociの入り口](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-Entrance-225x300.jpg)
入ってすぐにこんなオブジェが。。。魚感満載です。
![入り口入ってすぐのオブジェ](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-Obje-300x225.jpg)
店内はこんな感じです。全体的に赤、白、薄緑色で他ではあまり見ない組み合わせですが、奇麗な店内ですね。
![レストランの店内](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-Inside-300x225.jpg)
天井からぶら下がっているランプも洒落ています。
![お洒落なランプが有ります](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-Lamp-225x300.jpg)
その他にもいろいろ高そうな置物が有ります。年代物でしょうか。。。?
![レストラン内の置物](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-antique-225x300.jpg)
![レストラン内の置物](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-antique2-300x225.jpg)
大人数で食事できるスペースも有ります。
![18人程は座れそうです。](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-huge-room-300x225.jpg)
中庭には鯉も。。。癒されますね。
![中庭の鯉](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-carp-225x300.jpg)
お次に料理ですが、最初に頼んだのはPerkeder Jagung(ペルケデール・ジャグン)です。トウモロコシのかき揚げですね。一緒についてくるサンバル(写真左)と一緒に食べると美味しいですよ。
![右 :Perkeder Jagung左上:Sambal Rica Goreng
左下:Sambal Dabu Dabu](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-Perkeder-225x300.jpg)
左上:Sambal Rica Goreng
左下:Sambal Dabu Dabu
こちらはTumis Bunga Pepaya(トゥミス・ブンガ・ペパヤ)です。パパイヤの花を傷めたものです。パパイヤって実の他に花も食べられるんですよ!パパイヤの花自体少し苦みが有るのですが、グリーントマトやエシャロットと炒められているので、そこまで苦くありません。濃い味付けのものの合間に食べたい一品です。
![Tumis Bunga Pepaya](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-bunga-pepaya-300x225.jpg)
お次はKuah Asam(クア・アサム)です。その名の通り酸っぱいスープで、レモン、レモングラス、トマト、香草と魚介類で調理されます。魚は鯛(Kakap)やハタ(Goropa)が使われます。さわやかな味がします。
![Kuah Asam](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-sup-asam-225x300.jpg)
こちらはGoropa Bakar(ゴロパ・バカル)で、ハタを焼いたものです。サンバルはお好みのを頼みますが、ここでは約5種類のサンバルを紹介します。それぞれメニューに書かれてあった説明を日本語にしています。
![右:Goropa Bakar左:Spesial “SO”](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-ikan-bakar-1-225x300.jpg)
左:Spesial “SO”
・Sambal Rica Goreng (サンバル・リチャ・ゴレン)
マナドのオーソドックスなソースで唐辛子、トマト、エシャロット、ライムの葉、レモングラス、カラマンシーで作られています。新鮮な風味が有り、辛すぎず、揚げ物料理に適しています。
・Sambal Rica Bakar (サンバル・リチャ・バカル)
「Sambal Rica Goreng」よりも唐辛子の量が多く、トマトの量が少ないため、よりスパイシーで焼き料理に適しています。
・Sambal Dabu Dabu (サンバル・ダブ・ダブ)
新鮮なグリーントマトとエシャロットで作られたソースであり、唐辛子、レモン汁で味付けされたソースになります。風味豊かでさわやかなソースです。
・Sambal Spesial “SO” (サンバル・スペシャル・エスオー)
Sarang Oci特製のスパイスブレンドを使用し、焼き料理の味わいを豊かにします。辛すぎず、独特の爽やかな風味が特徴です。
・Sambal Terasi (サンバル・テラシ)
Pisang Goreng(揚げバナナ)に添えるように作られたテラシ(小エビを発酵させて作るインドネシアの調味料)を加えたソース
個人的にはSambal Spesial “SO”が一番のお気に入りです。説明の通り辛すぎず、深い味わいがしてSarang Ociで食べるときには何にでもこのソースをかけて食べています。ただ、説明を見てわかる通りSambal Spesial “SO”だけ具体的に何が入っているかわからないんですよね。店員さんに”SO”ソースって何が入っているか聞いたのですが、「わからない。」とのことです。気になる。。。因みに先程のGoropa Bakarの左に有るソースがSambal Spesial “SO”です。気になった方がいれば頼んでみてください。
こちらはUdang Bakar、エビを焼いたものです。身がプリプリしていて美味しかったです。
![Udang Bakar](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-udang-225x300.jpg)
以上がSarang Ociで頼んだ料理でした。ソースの濃厚な味が有ったり、野菜の爽やかな味が有ったりと楽しめる料理となっています。是非、試してみてください。
![Sarang Ociで頼んだもの](https://hore-jakarta-discovery.com/wp-content/uploads/2024/04/SO-all-dish-225x300.jpg)
次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!