インドネシア入門

魔法のアプリ:Gojek その1(概要編)

Gojekのロゴ

こんにちは、ジャカルタで暮らす会社員のサントソです!
皆さん、1つのスマホアプリで車を手配できたり、食事のデリバリーを頼めたり、物が送れたり、支払い・決済ができるアプリが有ったら便利だと思いませんか?インドネシアにはそういう夢のようなアプリが有るんです!アプリの名前は「Gojek(ゴジェック)」です。

GojekのロゴGojekのロゴ

恐らく、インドネシアのガイドブックを見たことが有る方はバイクタクシーの「Ojek(オジェック)」を知っているかもしれません。10年くらい前には道端で客を待っているバイクタクシーのおじちゃんをよく見かけました。Ojekドライバーの溜まり場がそこら中にあり、ダラーっと客待ちをしている感じでした。勤務時間の殆どは客待ちの運転手もいたと聞きます。そんな中、登場したのが「Gojek」です!このアプリが開発されたことによりドライバーは効率的に客を見つけることができる、客側は目的地までの道のり、所要時間、金額、誰が運転するかの情報を把握することができ、バイクタクシーの使い勝手が格段に良くなりました。Gojekができるまえはいちいちドライバーと金額の交渉をしてもめることも有ったことを考えると、この違いは大きいです。勿論、中には嫌な感じのドライバーもいるかもしれませんが、乗った後にドライバーの評価、チップを渡すこともできることから前と比べて変なドライバーにあたることは無くなりました。

このアプリ、素晴らしいのがバイクタクシーの手配をするだけでなく、車も手配することができるんです。Grabや他の国で見かけるUberのように個人が運転する自動車を手配できます。バイクタクシーをそのまま自動車に置き換えた感じですね。こちらも大変助かる機能です。ルートが予め決まっているからいちいちドライバーに道を教えなくていいんです。金額も予め決まっているからメーターを回し忘れてトラブルになることも有りません。Gojekの登場から故意にメーターを回さない怪しいタクシーも減った気がします。

客を待つgojekのドライバー客を待つgojekのドライバー

Gojekで運ぶのは人だけではありません。食べ物も運んでくれるのです!アプリでレストラン、食べたいものを選択し、自分の居場所を入力すれば運んできてくれます。簡単です。選べる店は有名なチェーンレストランから近くの屋台まで幅広いため、デリバリーで困ったことは無いです。もしかするとコロナ禍が有ったから多くのレストランがデリバリーに対応できるようになったのかもしれません。兎に角、有難い世の中になりました。

食べ物だけでなく、自分の送りたいものも送ってくれます。「GoSend」という機能を使って送りたいもの、送り先(宛名と電話番号)をインプットすれば送ってくれます。選択肢としては食事、衣類、書類、薬、書籍、その他が有ります。その他ってどこまでが許容範囲なんでしょうね?残念ながら私はあまりこの機能を使ったことが無いからわからないです。。。重さに関しては20kgまでと100kgまでで料金が異なるようです。

その他、GoMartといって自分が指定した店で買い物もしてくれます。こちらもあまり使ったことが無いですが、家から出ずに欲しいものが手に入るっていうのはいいですよね!

これらの機能とは別に、GojekにはGoPayというプリペイド型電子マネー機能がついており、銀行やドライバーを通してチャージし、先程挙げたサービスに対する決済をすることが可能です。それだけでなく、コンビニやレストランでも決済することができます。日本でいうPaypayみたいなものですね。最近では屋台でも電子決済ができるようになりました。こちらもコロナ禍がきっかけでいっきに広まったかもしれませんね。なので、下手すれば財布を持ち歩かなくてもスマホ一台で暮らせてしまいます。

gojekを操作するユーザーgojekを操作するユーザー

私は個人的にこのアプリを無印の「人をダメにするクッション」ならぬ「人をダメにするアプリ」と言っています。休日とか家から出ずに食事の手配ができたり、買い物ができたりしてしまうので、便利すぎてある意味危険です(誉め言葉です)。Gojekの営業ではないですが、このアプリが有れば十分に暮らすことができます。

Gojekに関してはこちらのリンクからダウンロード可能です。
Androidでインストールされる方

Appleでインストールされる方

さて、一通りGojekの魅力を語ったところで、次回はGojekのインストール方法をご紹介できればと思います。次回もお楽しみに!Sampai Jumpa(サンパイ ジュンパ=またね)!